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PFC-FD療法について
PFC-FDは、PRP(多血小板血漿)に含まれる「成長因子」のみを抽出・濃縮し凍結乾燥させたもので、体内の組織の修復・治癒などを促す因子濃縮物です。
子宮注入の場合
〈成長因子のはたらき〉
PFC-FD療法のメリット
- 子宮内環境が改善できる
- 患者さまのお体に合った治療でアレルギーリスクが少ない
- 室内長期保存ができるので、急なスケジュール変更にも対応が可能
子宮内膜が7mm以下の場合、胚が着床しにくいと言われています。
PFC-FDを使用することにより、内膜を厚くする、炎症を抑えるなどの子宮内環境の改善が期待できます。
PFC-FDの治療はわずか2STEP
- ① 採血 49ml
- ② 胚移植前に子宮内へ1~2回注入
【専門機関内の様子】
ART治療スケジュール
卵巣注入編
〈成長因子のはたらき〉
PFC-FD療法のメリット
- 採卵数の増加が期待できる
成長因子により、初期卵胞発育が誘導され、卵胞刺激ホルモンに反応する胞状卵胞数が増え、発育・成熟卵胞数の増加が期待できます。その結果、採卵数の増加につながります。
- 卵子の質改善が期待できる
萎縮線維化した卵巣内の血管新生をはじめとするさまざまな局所環境に働きかけ、発育卵胞内の卵子の質改善を促す可能性が期待できます。
- 患者さまのお体にあった治療でアレルギーリスクが少ない
- 室温長期保存ができるので急なスケジュール変更にも対応が可能
PFC-FDの療法はわずか2STEP
- ① 採血量は約50ml
- ② 採卵前後の卵巣内へ注入
投与治療スケジュール
注入後の効果は投与から、2~3カ月後の採卵時となります。
その間は通常通りの採卵、胚移植が可能です。卵胞発育の効果には個人差があり、実施のタイミングや回数は主治医とご相談ください。
費用
作製 | 132,000円 |
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内膜注入(2回分) | 33,000円 |
卵巣注入 | 55,000円 |
注意事項
【禁忌】
・血小板機能不全症候群
・重大な血小板減少症
・血行力学的に不安定な方
・敗血症
・処置部位の局所感染
・医師の判断で不適切と考えられる方
【医師との相談】
・急性期の症状がある場合
・Hb<10dl
・血小板数<10万Μl
・現時点で明らかな担癌状態の方
・がん既往歴のある方
・腎機能異常や、貧血の患者様