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【不妊治療】 子宮鏡検査
子宮鏡とは
子宮鏡とは、細いカメラを子宮の入り口から挿入し、生理食塩水を子宮の中に流しながら子宮の内側を観察する検査です。
子宮の中にポリープや筋腫がないか、子宮の形の異常がないか、内膜の状態などを観察します。
小さいポリープはその場でとることができますが、大きいものは後日治療が必要となることがあります。
子宮鏡用のシェーバーを導入しました
当院では、子宮鏡の日帰り手術ができます。
内膜ポリープやマイクロポリープを切除する際、極小さな子宮鏡用のはさみを用いて切除していましたが、ポリープが多発していたり、ポリープが大きかったりする場合、切除にかなり時間がかかってしまっていて、患者さんにも負担になっていました。そのため、当院は、全国で5番目となるIBS(カールストルツ社製Intrauterine BIGATTI Shaver)を導入しました。(2021年7月現在)こちらは、細径デザインで、高周波電流を使用しないため、安全で、無駄な熱損傷をさけられるため、妊娠率の向上が期待できます。
子宮鏡検査をおすすめする方
内膜ポリープがあると言われた方、帝王切開症候群の方、良い胚を何度か移植しても着床しない方、何度か流産されている方、不正出血がある方、生理の出血が多すぎる方、少なすぎる方
気になる方は、スタッフに声をかけて下さい。
または、9時~12時、14時~16時にお電話下さい。
(水、土は午後休診。日、祝日は休診)
〇 検査時期
生理終了~排卵前まで(生理終了後すぐの方が良いです。)
〇 費用:3,000円~50,000円
〇 その他
- 感染症検査、クラミジア検査1年以内に実施し、異常がないことを確認します。
- 子宮鏡を行う周期は避妊して下さい。
- 子宮鏡が入りにくい方や、痛みが強く感じられる方は、麻酔をかけて行っています。
- 必要に応じて、検査がスムーズに行われるように子宮の入り口を開く処置を当日朝行います。