子宮鏡検査のまとめ
2019年7月から2020年12月まで、89人の方が子宮鏡検査を行いました。
検査理由は、胚移植をして反復着床不全、内膜ポリープ、流産既往、本人希望、帝王切開症候群、内膜炎再評価などです。
当院で不妊治療をしている人が69人、そのうち妊娠した人は25人、妊娠率は36.2%でした。
検査理由に反復着床不全が入っている方は36人でした。そのうち妊娠した方が12人で、妊娠率は33.3%でした。
子宮鏡以外にも、精索静脈瘤の手術や、別の検査をして対策をとっている方もいるので、子宮鏡検査だけが原因ではないかもしれませんが、なかなかうまくいかなかった方が3人に1人妊娠できているのは、よい確率だと思います。
当院で不妊治療をしている方の中で、子宮鏡検査で子宮内膜炎があるとかわかった方は24人でした。その中で治療して妊娠した方が6人でした。妊娠率は25%でした。
この先妊娠される方もいますし、まだ人数が少ないので、また傾向をご報告します。