ブライダルチェック
毎年健康診断を受けている方が多いと思います。
当院では、一般的な健康診断では調べない、卵巣機能、精子の状態、妊娠や出産に影響を与える疾患がないかどうか検査できます。
不妊治療をしようか迷っている方も、検査を受けることによってどうするか決める判断材料になります。
コースと費用
●結婚はまだ考えていないけど、自分の状態を知りたい方におすすめ
AMH検査のみ | 約8,000円 |
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AMH検査+クラミジア抗体検査 | 約13,000円 |
●結婚を考えている方、既婚の方、不妊治療をしようか迷っている方にはA~Cコースがおすすめ
Aコース | 卵巣予備能と、パートナー、お子様に感染する可能性のある、感染症をしらべます。 | |
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【検査内容】 AMH検査、クラミジア抗体検査、感染症検査 |
約22,000円 |
Bコース | Aコースより詳しく、不妊の原因がないか調べます。内診があります。 | |
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【検査内容】 AMH検査、クラミジア抗体検査、感染症検査、性ホルモン基礎値、 子宮頚部がん検診、内診(エコーで子宮、卵巣の状態をみます) |
約50,000円 |
Cコース | 不妊治療をする方とほぼ同じ検査ができます。内診があります。 | |
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【検査内容】 AMH検査、クラミジア抗体検査、感染症検査、性ホルモン基礎値、 子宮頚部がん検診、内診(エコーで子宮、卵巣の状態をみます) 抗精子抗体検査、通水検査、甲状腺ホルモン検査、風疹抗体検査 |
約80,000円 |
検査料金 26,610円
Cコースの場合は、通水検査を超音波卵管造影検査に変更できます。
検査のスケジュール予約制
1回目 | 【検査】採血のみ |
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2回目 | 検査の1週間後くらいで来院して下さい。 結果の説明をします。 |
1回目 | 【検査1】採血のみ |
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2回目 | 生理の1日目か2日目か3日目に予約して下さい。(9時から10時半か2時から3時半) 【検査2】採血 内診 結果の説明をします。 ※1回目と2回目の検査は1週間以上間をあけていただきます。 |
1回目 | 【検査1】採血のみ |
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2回目 | 生理の1日目か2日目か3日目に予約して下さい。(9時から10時半か2時から3時半) 【検査2】採血 内診 ※1回目と2回目の検査は1週間以上間をあけていただきます。 |
3回目 | 生理の7日目か8日目か9日目 (午後は4時まで) 【検査3】通水検査 結果の説明をします。 |
☆ 結果に異常があった場合は、追加の検査や、薬を処方することがあります
感染症検査
HBs抗原…急性肝炎や、肝硬変、肝臓がんへと進展する慢性肝炎を引き起こすB型肝炎ウイルス(HBV)に感染しているかどうかを調べるのが、HBs抗原(B型肝炎ウイルスの外側のタンパク質)の検査です。
HCV抗体…HCVとは、肝炎ウイルスの一つであるC型肝炎ウイルス(Hepatitis C Virus)のことです。この検査では、採血をして血清中のHCV抗体を測定することによりC型肝炎の感染の有無を調べることができます。
HIV抗体…HIV抗体検査とは、エイズ発症の原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染していないかを調べる検査です。
梅毒血清反応…梅毒にかかっているかどうかを調べる検査です。梅毒はトレポネーマ・パリダム(T.p)という病原微生物によって引き起こされる病気で、陰部のしこりやリンパ節の腫れ、皮膚の淡紅色の発疹、最終的には心臓や脳、脊髄などがおかされて死に至ることもあります。
AMH検査
卵子数には限りがあります。女性はお母さんのおなかの中にいる時に、一生分の卵子約700万個が作られます。生まれる時に約200万個、思春期の頃には約20~30万個まで減少し、その後も毎日30~40個が減り続けています。新しい卵子を作ることはできません。
卵子はご自身の年齢と同じ年齢になります。年をとった卵子は染色体に異常がある卵子が排卵される確率が増えていき、妊娠しにくくなったり、流産しやすくなったりします。
早発閉経といって、まだ閉経年齢(50歳±5歳)にならない20代や30代で残りの卵子がなくなり、閉経してしまうことがあります。
早発閉経の起こる割合は、20代の女性で1,000人に1人、30代の女性になると100人に1人です。40~45歳での閉経も含めると全体では10人に1人の割合で閉経年齢より早く閉経になります。
20代~30代で卵巣嚢腫の手術を行っている方も増えています。
卵巣を一部切除することによって卵子が減るので、その後、早発閉経と診断される方もいます。
妊娠にはリミットがあります。
AMH(アンチミューラリアンホルモン)を調べることによって、自分の残りの卵子数を知ることができます。AMHが1ng/ml以下の場合は、残りの卵子がかなり少ないので、お子様がほしいと考えている方は、早めの妊娠を考えることをお勧めします。
基準値より高すぎる方は、多嚢胞性卵巣症候群といって排卵障害のある可能性があり、不妊治療が必要な場合もあります。
クラミジア抗体検査
性器クラミジアは、日本国内で最も患者数が多い性感染症です。感染していても気づかないことが多いため、日本国内の感染者数は100万人以上といわれています。
クラミジアに感染すると、卵管の閉塞や周囲の癒着を発症してしまう場合があり、クラミジアに感染するたびに卵管性の不妊症にる確率が20%ずつ高くなると考えられています。
卵管性の不妊症の場合は、卵管内で精子と卵が出会えないことにより、妊娠しないと考えられ、一般不妊治療(タイミング法、人工授精)で妊娠しにくく、体外受精の適応になります。
抗精子抗体検査
抗精子抗体検査とは、精子を敵とみなし、精子の動きをさまたげてしまう抗体の有無を調べる検査です。
精子は女性の体には存在しないので、精子に関する抗体ができてしまう可能性が3~4%あり、抗体があると不妊の原因になります。
コースと費用
妊娠しにくい原因の半分は男性にあると言われています。
女性だけでなく、男性も一緒に検査をおすすめします。
結婚はまだ考えていないけど、自分の状態を知りたい方も検査できます。
Aコース | 精液検査とパートナーに感染するおそれのある感染症を調べます。 | |
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【検査内容】 感染症検査、精液検査 |
約12,000円 |
Bコース | Aコースに加え、精子を作るのに影響するホルモンの検査を行います。 | |
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【検査内容】 感染症検査、精液検査、性ホルモン基礎値、血液中の亜鉛濃度 |
約25,000円 |
Cコース | Bコースに加え、精子のDNAの状態やその他の性感染症について調べます。 | |
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【検査内容】 感染症検査、精液検査、性ホルモン基礎値、血液中の亜鉛濃度、 DFI検査、風疹抗体検査、淋菌・クラミジアセット |
約50,000円 |
検査のスケジュール予約制
1回目 | 【検査】採血 精液検査の説明をして次の予約をとります。 |
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2回目 | 精液検査 結果の説明をします。
※1回目と2回目の検査は1週間以上間をあけていただきます。 |
1回目 | 【検査】採血 精液検査の説明をして次の予約をとります。 |
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2回目 | 精液検査 DFI検査
※1回目と2回目の検査は1週間以上間をあけていただきます。 |
3回目 | 結果の説明をします。
※DFI検査の結果がでるのに1ヶ月程かかります。 |
☆ 結果に異常があった場合は、追加の検査や、薬を処方することがあります
感染症検査
HBs抗原…急性肝炎や、肝硬変、肝臓がんへと進展する慢性肝炎を引き起こすB型肝炎ウイルス(HBV)に感染しているかどうかを調べるのが、HBs抗原(B型肝炎ウイルスの外側のタンパク質)の検査です。
HCV抗体…HCVとは、肝炎ウイルスの一つであるC型肝炎ウイルス(Hepatitis C Virus)のことです。この検査では、採血をして血清中のHCV抗体を測定することによりC型肝炎の感染の有無を調べることができます。
HIV抗体…HIV抗体検査とは、エイズ発症の原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染していないかを調べる検査です。
梅毒血清反応…梅毒にかかっているかどうかを調べる検査です。梅毒はトレポネーマ・パリダム(T.p)という病原微生物によって引き起こされる病気で、陰部のしこりやリンパ節の腫れ、皮膚の淡紅色の発疹、最終的には心臓や脳、脊髄などがおかされて死に至ることもあります。
血液中の亜鉛濃度
亜鉛は、血液中や皮膚、骨、腎臓、肝臓、脳に多く存在していますが、男性では特に前立腺や精巣に高濃度に含まれています。亜鉛が欠乏すると他の臓器よりも顕著に亜鉛濃度が低下し、精巣にも影響を及ぼすことがわかっており、亜鉛は男性にとってとても重要な栄養素といえます。当院では血中亜鉛濃度を調べることができます。