★本の紹介「精子提供 父親を知らない子供たち」「生殖医療と家族のかたち」
生殖医療に関わる内容の本を2冊ご紹介します。
新潮社から出版されている
「精子提供 父親を知らない子供たち」
この本は、非配偶者間人工授精(AID)によって生まれた子供たち、また実際にAIDのにより子供をもうけた夫婦の様々な感情が綴られています。
もう一冊は平凡社新書から出版されている
「生殖医療と家族の形」
この本は家族の在り方、不妊治療に対する考え方や、医療費、先ほど出てきた「出自を知る権利」など日本とは全く違う考えかたを持つスウェーデンの取り組みが載っています。スウェーデンの考え方全てを日本に取り入れることは難しいと思いますが、良いところは取り入れ、治療を受ける方をもっと国が支援してくれたらと思います。ただ、スウェーデンでは不妊治療には年齢制限があります。